Last updated on October 8, 2020
多少の今更感は否めませんが、これから私の2015年を振り返っていこうと思います。
1月
初めての海外一人旅
2015年の1月は初めての海外一人旅をしました。訪れた国はタイとカンボジアです。私の拙い英語を駆使して、なんとか無事に帰ってくることができました。この海外一人旅で得られた一番大きなモノは、自分の英語能力に対する問題意識です。
その時の気持ちはこの記事に纏めたので、もし良ければ読んでやってください。
また、その他にも
- 海外一人旅に対する精神面での耐性
- 海外(東南アジア)はどういう所なのか?
という感覚を部分的にではありますが身につける事ができた1ヶ月でした。
2月
初めてのTOEIC対策をスタート
1月に感じた英語に対する問題意識から、早速TOEICテストを申し込み、勉強を始めました。単語を覚えたり、公式問題集を解いたり。ただ、次に書くように、2月下旬から仕事を再度始めたことで、学習ペースはガクンと下がってしまいました。
前回勤めていたWEB系の会社で再び働くコトに
正直、前年の自転車日本一周に続き、休む間もなく海外一人旅をしていたことで、お財布はもう殆ど空っぽになっていました。そこで2月の後半位から、前回勤めていたWEB系の会社で再度働かせて頂くことに。それからは大学が始まる3月末頃まで週5ペースで働いていました。
行動力の無さ、計画性の無さを痛感
ここには詳しく書けないのですが、知人と「イロイロ新しいことを始めよう!」という様な話をしていたにも関わらず、その話は結局流れてしまいました。原因は、自分の行動力の無さと、計画性の無さにあります。
「何かを得るには何かを捨てなければいけない」ということは分かっていたはずなのに、イロイロと欲張ろうとしたせいで結局何も得ることができずに何とも言えないモヤモヤ感だけが胸の辺りに残りました。自分のキャパシティや、心の声、優先順位付けの重要さを学びました。
3月
初めてのTOEICテスト
3月15日はTOEICの試験を受けました。ただ、下の記事にも書いた通り、満足できる試験からは程遠く、かなり慌しい受験になってしまいました。
色々と反省すべき点は残りましたが、何と言っても実際にTOEICの試験を受けることができたのは自分にとって大きな前進だったと思っています。実際に、今回の経験は2015年12月のTOEICの試験を受ける際にもとっても役立ちました。
週5で仕事に励む日々
実は、3月に入るとTOEICの勉強は殆どできておらず、週5で仕事をしていました。(何と言っても、お金が無かったのです。)
ただ、「やっぱり仕事をするのは楽しいな」と感じた事を覚えています。
4月
長い間その場を離れていた大学生活がスタート
4月からは私が長い間その場を離れていた大学生活がスタートしまた。久しぶりの大学生活は、決して負担が小さいモノではありませんでした。
大学生活のリズム自体に戸惑ったのは勿論、三角関数の和積の公式や行列の扱い方もスッカリ忘れてしまっていたし、微分積分もかなり怪しかったです。他にも、違う入学年度の人たちばかりの教室の空気に慣れるのもそれなりにエネルギーを必要としました。
仕事との両立に悪戦苦闘
大学生活のリズムをなかなか掴むことができなかったことの理由に、大学に通う一方、仕事にも自分なりに一所懸命に取り組んでいたということが挙げられます。仕事の性質上、リモートでも仕事ができる事から、大学モードと仕事モードの切り替えがなかなか上手くできず、時間的にも精神的にもそれなりに圧迫されていた事を覚えています。
ただ、今思えば「なんでそんな事で疲れているの?」という気がしないでもないので、もしかしたらそういった面では自分が成長しているということなのかもしれません。
5月
大学と仕事の両立の日々
4月に引き続き、5月も大学と仕事の両立の日々でした。それなりに慣れてきてはいましたが、次に書く日商簿記2級取得に向けた勉強のおかげで、これまたなかなか慌ただしい月になりました。
日商簿記2級取得に向けての試験勉強
会社の数字を少しでも理解できるようになりたいと思い、「とりあえず簿記2級を取ってみようかな」という程度の理由で日商簿記2級取得に向けての試験勉強を開始しました。
正確には3月の末には日商簿記のテキストを購入こそしていましたが、実際に本格的な勉強をスタートしたのは5月の頭位からでした。
これまで会計なんて全く触れたことがなかったので、2級だけでなく3級の範囲も勉強する必要があり、なかなかハードな毎日でした。結局、ここから1ヶ月半の間で、テキストと問題集合わせて6冊終わらせました。今思い返しても、大学の勉強してるか、仕事してるか、簿記の勉強してるか、とにかく慌ただしい毎日でした。
6月
大学中間テスト + 日商簿記検定2級試験
6月中旬が大学の中間テストシーズンだったので、大学の勉強も更に忙しくなりました。更に、そのど真ん中の6月14日に日商簿記検定2級の試験があったので、もう正直テンテコマイ…。
前月の5月はどちらかというと、(簿記の方が勉強するのが楽しかったから)大学の勉強よりも簿記の勉強を優先してしまっていたので、中間テストの出来はあまり良くありませんでした。
ちゃんと勉強していた科目は良い点数を取る事ができたけど、直前に慌ただしく勉強をしただけの科目は散々で、やっぱりやる事やらないと駄目なんだなという事を改めて実感しました。そして、簿記の勉強に協力してくれた三浦くんにも改めて感謝の気持ちを伝えておきます。
7月
【結果発表】日商簿記検定2級試験
簿記の試験の結果が発表されました。結果は”合格”でした。良かったです。詳細は下の記事に纏めてあるので、興味がある方は是非読んでみてください。
1ヶ月半という短い学習期間の中で、日商簿記2級合格までたどり着けたのは、少なからず私に「やればできる!」という自信を与えてくれた出来事でした。
8月
前半は大学の期末試験期間
中間テストで失敗してしまった部分を取り返すために、どの科目もしっかり勉強しました。結果、どの科目も単位はしっかり取る事ができたので良かったです。
後半からは仕事でカンボジアへ
期末試験が終わってからは休むことなく働いて、8月16日にはカンボジアへ飛び立ちました。今、働かせてもらっている会社の仕事でカンボジアへ行きました。まさか学生の内に海外で働く経験を積む事ができるとは思っていませんでしたが、とても貴重な経験を積むことができました。
9月
9月末までカンボジア
約1ヶ月半のカンボジア生活。ここでは様々な事を学びました。仕事関連の事はあまりブログに書けないのでここでは割愛しますが、箇条書きにすると
- 自分の抱える様々な欠点に気づく事ができた。
- カンボジア人の暮らし、生活環境に触れる事ができた。
- 日本とカンボジアのギャップ(給与・価値観・語学力)を自分の目で確かめる事ができた。
- カンボジアの悲惨な歴史を学ぶ事ができた。
- まだまだ発展途上にあるカンボジアの勢いを感じた。
- アジアでの中国人の存在感の大きさを感じた。
- 英語で話をする機会を沢山得る事ができた。(外国人と沢山コミュニケーションを取る事ができた)
- 等々・・・
他にも思うことは沢山ありますが、主な点を挙げるとすれあこんな感じです。 このような貴重な機会を与えて下さった皆様に感謝し、これからも精進していこうと思います。
10月
仕事面でスランプに突入
カンボジアでの仕事を終え、自分の力不足や無力さを実感してから、何だか自分でも不思議な程に全然仕事に身が入らなくなってしまったいました。目の前にある1つ1つの物事を、どうにかしていこうという気力が全く失くなってしまったんですね。どうにかしようと、もがいてみたのですがそれでも駄目でした。
一方、大学の勉強の楽しさはジワジワ大きくなってきた
仕事面でスランプに陥っていた一方、大学の学習面では、大学のリズムをある程度前期の内に掴むことができていたという事や、プログラミング関連の講義も再び始まったこともあり、自分の中で大学の価値が日に日に大きくなってきました。
11月
仕事面でのスランプは11月になっても続いた
10月のスランプを引きずり、11月になってもスランプを抱えていました。正直、11月は仕事をしていても全然頭が働かなかったし、面白くありませんでした。何度も仕事を辞めようかと思いました。
12月
心のモヤモヤが徐々に晴れてきた
このままでは自分にとっても会社にとっても良くないと思い、思い切って上司に素直な気持ちをブツけてみる事にしました。すると、なんだか気持ちがスッキリし、仕事にも少しずつ前向きに取り組めるようになっていきました。
まだこの記事を書いている今も完全に回復した訳ではありませんが、今回のことを通して、「迷っていることがあればサッサと相談してしまったほうが良い」ということは良くわかりました。その方が、きっと双方にとって良い結果をもたらしてくれるはずです。
2回目のTOEIC受験
12月13日、2回目のTOEICの試験を受けました。今回も自分が満足できるほどの対策をする事はできませんでしたが、夏のカンボジアや大学の講義で積み重ねてきたモノがあったので、きっとスコアは上がっていると思います。(また結果が出たら記事を書こうと思います。)
実家の猫が死んだ
最後に少し質が違う話にはなりますが、実はこの年末に、実家の猫が死にました。おそらく私と人生の半分以上を共にしてきた猫です。お盆に帰省した時は、まだまだ元気でしたが、この年末に帰省した時にはもう既に死んでいました。
死因は交通事故らしいです。体が轢き潰されていなかった事だけは不幸中の幸いですが、なんとも無念でなりません。その事実に向き合った瞬間、悲しい気持ちとこれまでの感謝の気持ちがドバっと溢れだして思わず涙してしまいました。
「クロ、今までどうもありがとう。」
2015年 まとめ
長くなりましたが、2015年全体を総括してまとめのコメントを付けるとすれば、「本当はもっと”深掘り”したかったはずなのに、気付いたら”拡げる”だけになってしまっていた。」というのが素直な所です。
時系列で振り返ってみると、別に充実していない訳ではありません。むしろ、我が人生史上最上級に充実していた年だったと思います。ただ、今こうして振り返ってみると、結局の所は、その場その場の”衝動”に突き動かされて無計画な行動を積み重ねていたに過ぎないのかもしれません。
例えば、1月に”英語ができない悔しさ”をあれほど味わったのにも関わらず、英語の勉強そっちのけでいつの間にか簿記の勉強を始めているし、その無計画な行動のせいで大学の勉強が疎かになってしまいました。
他の言い方を探して見れば、テスト前になって急に掃除がしたくなる「セルフ・ハンディキャップ現象」の様なモノに突き動かされてしまっていたとも言えるでしょう。本当にやらなければいけない事は自覚しているのに、自らにハンディキャップを課し、それが上手くいかなかった時の言い訳を常に用意していたのかもしれません。
結果的に見れば、その”言い訳”も”言い訳”ナリに一生懸命に取り組んでいたので、2014年の自分と比べたら今の自分は様々な点で一回りも二回りも大きくなっています。何も変化していない訳ではありません。
ただ、「本当はもっと”深掘り”したかったはずなのに、気付いたら”拡げる”だけになってしまっていた。」というのはあまり望ましいことではありません(特に長い目で見た時に)。“衝動”に突き動かされる事も時には重要なのかもしれませんが、あまりにもそれに偏ってしまっては、結局同じ所をグルグル回るだけになってしまいます。いつも仕事ではPDCAなんて偉そうに言っているクセに、自分の生活に関しては全然PDCAを回すことができていませんでした。
この反省を活かし、2016年はPDCAサイクルをしっかり回していきながら、自分自身を経営していくような感覚で物事を進めていこうと思います。
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