Skip to content

大学休学のメリット・デメリットまとめ

はじめに

この記事は、大学を休学しようか迷っている方に向けて書いています。大学休学を検討している方はおそらく、「休学したら自分はその後どうなってしまうのだろう?」「休学しても大丈夫だろうか?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

私は東京の国立理系大学に通っていたのですが、大学2年になった頃から大学から足が遠のきはじめ、翌年から1年間休学しました。その間、自分で個人事業主としてインターネットビジネスを立ち上げたり、Webコンサルティング会社で働いたり、自転車で日本一周をしたり、単身で1ヶ月以上タイ・カンボジアを見てまわるなど様々なことを経験しました。

大学を休学することのメリットやデメリットを説明している記事は他にもありますが、私もイチ休学経験者として思うところをまとめることで、少しでもあなたの役に立てれば嬉しいです。

なお、以下の内容はイチ個人の経験に基づいていることであるということを理解した上で読んでいただければと思います。

大学休学のメリット・デメリットまとめ

まず、以下に大学休学のメリット・デメリットをまとめた上で、それぞれの内容について説明をしていきます。

大学休学のメリット

  1. 自分のやりたいことに専念することができる
  2. 自分だけの経験を作ることができる
  3. 周囲と違う状況に慣れる
  4. 何かあっても大学に戻れる

大学休学のデメリット

  1. “皆と同じ”を失う
  2. 経済的な損失が生じる
  3. 学業における機会損失が生じる
  4. 休学を良く思わない人もいる

大学休学のメリット

1. 自分のやりたいことに専念することができる

休学をすることの一番のメリットは、自分でやりたいと思ったことに思いっきり時間を費やすことができるということだと思います。大学の授業や課題・試験も無いので、100%自分のプロジェクトに専念することが可能です。

誰かにやれと言われたことではなく、自分でやると決めたことをやるほとやり甲斐のあることはありません。自分のやりたいと思ってたことをやるのは楽しいです。朝起きてから夜寝るまで、自分がやりたかったことだけをやれることを想像するとワクワクしてきませんか?

しかし、いざ実際にやってみたら、意外と楽しめず続かなかったということも有るかもしれません。思い通りにいかなかったとき、どうするかを模索するのも休学の醍醐味の一つです。

2. 自分だけの経験を作ることができる

休学によって半年または1, 2年というまとまった時間を確保することで、挑戦できることの幅は大きく広がります。大学生活との両立という制限を解除して、自分のやりたいことに思う存分専念することができます。

あなたがやりたいことは、世界一周旅行かもしれませんし、フルタイムでインターンに全力投球することかもしれません。学生起業をしたいという方もいるかもしれません。それが何であれ、自分が「やりたい!」と思うことに全力で取り組めば、必ず自身を持って話せる「自分だけのストーリー」ができあがるはずです。

休学をしていたことを話すと、ほぼ必ずと言って良いほど「休学中は何をしていたの?」という質問を受けることになると思います。休学というと、ネガティブな印象を持たれることもあるかもしれませんが、ここで「自分だけのストーリー」を伝えることができると良いですね。

3. 周囲と違う状況に慣れる

休学をする学生まだまだ少数派です。2016年度の大学休学者数は31,311名1だったようですが、これは全体の大学生数の1.2%程度でしかありません (2016年度の全体の学生数は2,567,030名2)。

ですので、結果として「周囲と違う」状況が生まれます。「周囲と違う」状況は、「皆と同じ」状況と比べると、常に不安が伴います。「皆がやっているから」ではなく、自分で考えて自分で舵(かじ)を切らなくてはいけません。

一時的には大変に感じることもあるかもしれませんが、「周囲と違う」状況に慣れるということは、今後自分の人生で様々な選択をしていく上でもとても強い武器になるでしょう。

4. 何かあっても大学に戻れる

大学を休学することの最大のメリットの一つが、休学が終わればまたそれまでと同じように大学に戻ってくることができるということです。もちろん、戻ってこなければいけないわけではありません。

特に「本当に高い学費を毎年払って/親に払ってもらって大学に通う意味があるのだろうか」と感じて休学を検討している方は、休学をしようか、退学をしようか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

自分にとって大学に通うことは意味があるのかを真剣に考えることはとても重要なことだと思います。休学を通して自分にとって大学の学位は必要ないと感じれば、退学が終わると同時に退学届を出すことになるかもしれません。もしかしたら、半年〜1, 2年間の休学を通して様々な経験をした後に、やっぱりもう一度学問を修めたいと感じるかもしれません。いずれにせよ、また大学に戻ってくるという選択肢が残されていることはとてもありがたいことです。

大学休学のデメリット

1. “皆と同じ”を失う

休学を躊躇する一番大きな理由になりうるのは”皆と同じ”を失うということでしょう。半年〜1, 2年間大学を休むわけですから、卒業はその分遅くなりますし、様々なことを自分ひとりで決断していく必要が生じます。

それまで一緒に講義を受けていた友達は順当に進級・卒業していくので、自分が休学を終えて大学に戻ったころには自分一人で試験対策を行わなければいけなくなるかもしれません。

また、自分が大学4年になる頃には、同時に入学した友人は就職を終えているため、自然と会話のトピックは仕事の話になってくるため、その場に居づらく感じることもあると思います。

2. 経済的な損失が生じる

上の「卒業が遅くなる」に関連してくるのですが、卒業が遅くなることにより、その分働ける年数が減ってしまいます。単純計算ですが、大卒の初任給を20万円とすると、年間240万円(+ボーナス)が生涯年収からマイナスされると考えることができます。

ただし、この240万円という数字は生涯年収を2~3億円だとすると1%ほどの違いですので、職種や会社によっていくらでも取り返しが付く金額とも言えます。

また、国公立大学の場合は休学中の学費は支払う必要がないのですが、私立大学の場合は上記の損失に加えて休学中の費用もかかってきます。

3. 学業における機会損失が生じる

意外と見落としがちなのですが、休学をすることによる学業上の機会損失の可能性もあります。例えば、再履修(過年次)の学生用に開講されている授業を受ける必要があったり、研究室配属が思うようにいかない可能性があります。

私が通っていた大学では、授業の履修に関しては先生に相談すれば柔軟に対応してもらうことができたので良かったのですが、研究室配属においては、現役生(非過年次生)と過年次生で別々の枠が設けられており、研究室によっては現役生しか選択することのできない研究室がありました。

休学をする前にこういったことまで調べるのは少し面倒臭いと感じるかもしれませんが、身近に色々相談できる先輩や先生がいる場合はこうしたことまで聞いてみると良いかもしれません。

4. 休学を良く思わない人もいる

休学には”休む”という字が使われているので、ついついネガティブなイメージが付きまといがちです。最近は、休学という選択肢に関して寛容な人たちが多いように感じますが、それでも「休学をした」というと、「一年間遊んでたの?」というようなことを言われることもあります。

他の人だどう感じるかを考えすぎても仕方ありませんが、気になる人は気になるところではないでしょうか。

おわりに

私にとって、休学中に経験した様々なことは自分の人生にとってとても意義のあることでした。私が休学を通じて得たメリットは、ここで挙げたデメリットを大きく上回ったと感じています。というよりもむしろ、これらのデメリットはそこまで大きなデメリットだとも思っていません。休学というと結構大きな決断のようにも思えますが、振り返ってみるとかなり低リスクだと感じます。ですので、私は基本的に休学肯定派です。

「全ての学生は休学するべきだ!」とまでは言いませんが、休学は、学生の身分を持ちながら自分のやりたいことに全力投球する時間を確保する絶好のチャンスであることは確かです。「大学なんて行く意味あるのかな…。」と思いながら煮え切らない日々を過ごすくらいなら、思い切って休学して自分だけの経験を積み重ねて欲しいなと思います3

現在、休学を検討している方、もしくは自分も休学をしたよという方、本記事へのコメントやTwitterへのDM等頂けると励みになります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

  1. 「政府統計の総合窓口(e-Stat)」、調査項目を調べる-学校基本調査(文部科学省)「休学者数(大学)学校基本調査 / 平成28年度 高等教育機関《報告書掲載集計》 学校調査 大学・大学院・短期大学・高等専門学校
  2. 「政府統計の総合窓口(e-Stat)」、調査項目を調べる-学校基本調査(文部科学省)「関係学科別 学生数 学校基本調査 / 平成28年度 高等教育機関《報告書掲載集計》 学校調査 大学・大学院
  3. 「必ず休学をしろ!」と言っているわけではありません。あくまでも最終的な決断は自己責任でお願いします。
Published in未分類

Be First to Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.