実際に大学を1年間休学した僕が、大学休学について思う事

 

2014年4月〜2015年3月まで1年間大学を休学した僕が、改めてその期間を振り返ってみて”大学休学について思う事”を書いてみました。

 

“皆と同じ”を失う覚悟ができているんなら、さっさと休学しちゃえば良い。

これが僕が今回この記事を通して一番伝えたい事です。

僕は、”休学したらどうなるかなんて、実際に休学してみないとわからない”と思っています。

ただ、1つ明らかな事は、“皆と同じ”というレールからは少しハズれるということでしょう。

自分が休学している間に他の皆は毎日大学に通って勉強しているので、まぁ当然といえば当然のことなのですが、仮に自分が大学に復学したとしても、それまで横にいた友達はもう横にはいません。

仲が悪くなるとかそういうことではなく、単純に関わる機会がガクンと減ります。

皆が「就職決まった!就職決まった!」と騒いでいる時、あなたはまだ学生を続けなければいけません。

それも、基本的には後輩に囲まれて大学の講義を受けることになります。

そして、周囲からは“留年ぼっち”だと思われます。

就活をする際にも必ず「休学して何やってたの?」と突っ込まれるでしょう。

大学の友だちだけでなく、近所や親戚の人たちにも何かと「え、まだ〇年生やってるの?」と言われる事になると思います。

僕はそんな事は心の底から“どうでも良い”と思っているので気にしていませんが、そういうのが耐えられなそうだなと思う人は、休学なんてせずに大人しくあと数年我慢していれば良いと思います。

ただ、“皆と同じ”を失う覚悟ができているのであれば、さっさと休学しちゃいましょう。

僕が言いたいことは正直コレだけと言えばコレだけなのですが、以下に僕の休学体験記を書いたのでもし興味があれば読んでみてください。

僕の休学体験記

僕は、2014年の1月末頃からWeb系のベンチャー企業で働き始めました。

それまで飲食店アルバイトをした事しかなかった僕にとって、ベンチャー企業での仕事というのはとても刺激的でした。それこそ、文字通り朝から晩まで仕事をしていても全然苦になりませんでした。

そして春休みがもうすぐ終わるという頃に

「もう大学の勉強なんてしないで、今はとにかく仕事をしたい!」

そう考えるようになりました。

それが僕が休学をしようと思ったキッカケです。

 

4月〜8月 Web系ベンチャー企業で働く毎日

大学の担当教員や学科長との面談の後、大学に休学届を出して僕の休学生活が始まりました。

僕は、ここで働く1年ほど前から、自分で試行錯誤しながらWebマーケティングについて勉強していたので、働き始めの頃から、新しい企画を立ち上げたり、飲食店のWeb集客のコンサルティングをしたりしていました。

また、改めてゼロからWeb広告の勉強をし始め、会社でもWeb広告の案件を徐々に任せて貰えるようになってきました。

7月にはオフィスも拡大移転し、この頃には、慣れないスーツを着て中小企業の社長さんや管理職の人達に向かって「あーでもない、こーでもない」とWebマーケティングについて講釈を垂れたりもしていました。

本当にこの会社では色々な経験をさせてもらいました。

 

9月〜12月 自転車日本一周の旅

高知の海

仕事は仕事で充実していたのですが、8月末、僕は仕事を辞めました。

どうしても自分の足で日本中を周り、この目で日本中を見てみたいと思ったからです。

そして、自転車で日本一周の旅に出ることにしました。

ここには詳細は書きませんが、気になる方は下のリンク先の記事に詳しい事は書いておいたんで、興味があったら読んで下さい。

自転車で日本を一周してみて感じた事。

もちろん、日本の全てを見ることができた訳ではありませんが、日本の素晴らしい側面を沢山知ることができたし、また日本に対する得体の知れない未練のようなモノとも決別することができました。

 

この得体のしれない未練のようなモノとの決別が、次の「タイ・カンボジア生活」に繋がることになります。

 

1月 タイ・カンボジア一人旅

タイ_トレッキングツアー_朝食風景

上にも書いた通り、自転車で日本中を見て、日本に対する得体の知れない未練なようなモノと決別することができた自分は、「次は海外を見てみたい!」と思うようになりました。

タイ・カンボジアを選んだ事に特に大きな理由はないのですが、とりあえず「東南アジア」の地球の歩き方を買って、タイとカンボジアに行くことにしました。

ここについても、ここで感じた事の詳細は下のリンク先の記事に書いておいたので、興味があったら読んで下さい。

初めての海外一人旅〜自分の英語力の無さを痛感した3週間〜

この海外一人旅によって、自分の無力さを感じたし、世界(アジア)との距離感も実感値として理解できたような気がします。

ここでの経験が、2015年8,9月のカンボジアでの仕事にも間接的に繋がる事になったし、2016年2,3月(これから)のオーストラリアへの語学留学への動機となりました。

 

2〜3月 またWeb系ベンチャーで働くことに。

8月まで働いていたWeb系ベンチャー企業でまた働くことにしました。

一回辞めたのにも関わらず、快く迎え入れてくれて嬉しかったです。

僕が辞めてから半年も経っていませんでしたが、働いている人数も案件のスケールもどんどん大きくなっていっていたこともあり、ここでもまた刺激的な毎日を送りました。

 

4月〜 大学復学

そして、4月からは大学に復学し、週2程のペースで働きながら大学に通い始めました。

「なんでまた大学に戻ったの?」

と聞かれることもあるのですが、それは自分が1年間休学しながら色々と考えてみた上で、“やっぱり大学で勉強したい”と強く考えるようになったからです。

だから、今は大学の講義を受けるのも全然面倒くさいと思わないですし、純粋に一つ一つの講義を楽しむことができています。休学前の半分腐りながら大学の勉強をしていた自分と比べると、まさに月とスッポンです。

もちろん、最初に書いたとおり、それまで横にいた友達はもう横にはいませんし、皆が「就職決まった!大学院受かった!」と騒いでいる時、僕はまだ大学生として勉強を続けなければいけません。

それも、“年下の後輩達に囲まれて”です。多分、周囲からは“留年ぼっち”だと思わているでしょう。

まぁ、僕はそんな事は心の底から“どうでも良い”と思っているので特に気にしていないのですが…。

4月からは専門課程に進むので、これから更に面白い勉強ができるとワクワクしています。

 

まとめ

最後に、少しだけ補足をしておこうと思います。

「“皆と同じ”を失う覚悟ができているんなら、さっさと休学しちゃえば良い。」

最初にこんな事を書きましたが、強調しておきたいのは“皆と同じ”を失う事は、皆から遅れを取るというわけではなく、単に別の道を進むだけだとということです。

休学した期間を通して自分が「コレだ!」と信じている事を通して得られる体験というのは、大学でダラダラと無気力に過ごす1年と比べたらかけがえの無いものだと思います。実際、僕の場合は休学して得られた経験は自分にとってかけがえのないモノになりました。

 

休学したからと言って、何かを確実に得られる保証はありませんが、失うモノだけ覚悟しておけば「こんなハズじゃなかった…」なんて事はなくなると思います。

 

大学が本当に自分にとって価値があるものなのかを確かめる期間として休学を使うのも良し。

自分を思いっきり高めるための休憩期間として休学を使うのも良し。

少し長めの休憩時間として休学を使うのも良し。

 

“皆と同じ”を失う覚悟ができているのであれば、さっさと休学しちゃいましょう。