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JASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型)へのアドバイス〜書類選考編〜

はじめに

私は、都内の大学に2020年度のJASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型)へ応募し、無事奨学金を勝ち取ることができました。私が本奨学金へ応募する際、身近に同奨学金に応募する人が他にいなかったために何かと苦労しましたが、インターネット上にある先輩の体験談にはとても励まされました。ですので、私もこれから同奨学金に応募する方々の助けになるような情報を残しておきたいと思い本記事を作成しました。

なお、この記事の内容は2020年度のものであり、必ずしも最新の情報を反映しているわけではありません。最新の情報は必ずJASSOのホームページを確認してください。

この記事の対象者

この記事は、JASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型)への応募を検討している方へ向けて書いています。中でも、特に理系の博士課程留学を検討している方へ読んでいただきたいです。

JASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型)について

本奨学金では、修士または博士の学位取得を目的として海外の大学院へ留学する者を対象に、毎月8万9000円~14万8000円の奨学金と、年額250万円を上限(実費)とする授業料の支援が受けられます。

成績評価係数2.7以上かつTOEFL iBT 100以上orIELTS 7.0以上が応募要件に入っているため、応募のためのハードルは少し高いですが、応募要件さえ満たしていれば通過率は比較的高いと思いますので是非応募してみる価値はあると思います。ちなみに、2020年度の自然科学分野の博士の応募者は25名で、採用者数は7名でしたので、4名に1名以上が奨学生として採用されています。

本奨学金の詳細については以下にリンクを貼っておきますので、詳細は各自確認してください。

JASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型)

書類を準備する際に気をつけたいこと

以下に、JASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型)の書類を準備する上で気をつけるべきことをリストアップしていきます。振り返ってみると、私も以下の全ての点を完全に実践できていたかというとあまり自身はありませんが、もう一度同奨学金に応募するとしたらここに気をつけるだろうなということをまとめます。

1. 募集要項をしっかり読む

募集要項には資格要件や支援内容等、大事な情報が詰まっています。また、書類を作成する上でも重要な書類審査における評価項目もこの募集要項に記載されています。あえて、その評価項目はここへは載せませんが、是非自分で最新の募集要項を確認してみてください。

2. 用意できる書類からどんどん用意する

本奨学金の応募には沢山の書類が要求されます。私の場合は、この書類の多さに圧倒されて、数日間はどこから手をつけて良いのかわからず全く準備が進みませんでした。全てを用意してから書こうと思っていてもなかなかそうは行きません。まずは募集要項を読んだら、自分の名前、住所、他、書けるところからどんどん埋めていきましょう。

3. 推薦状(2通)はできるだけ早めにお願いする

これも書類の準備の一部ですが、推薦状は他の人に書いてもらうので余裕を持って準備する必要があります。特に、あなたが推薦状をお願いしようと考えている先生方は、あなたの推薦状よりも重要な仕事が他に山程あるはずです。ですから、余裕を持って締切の一ヶ月ほど前には推薦状の作成を依頼するべきでしょう。それより後になってからお願いしても承諾してくれる先生もいるとは思いますが、準備期間が1週間しかない場合と1ヶ月ある場合では推薦状の質も変わってくるはずです。

4. 自分の留学がどのように日本に貢献できるかを考える

個人的に、この「どのように日本社会に貢献できるか」をいかに説明できるかが、書類選考におけるあなたの通過率を左右する最も重要な要素になると考えています。この奨学金は国から支援していただく訳ですので、あなたの留学を奨学金により支援することで、あなたも嬉しいし日本も嬉しいというのが理想的なあり方です。

文部科学省、厚生労働省、経済産業省のウェブサイトなどを見ると、日本が現在どのような問題を抱えていて、これからどこを目指しているのかがなんとなく見えてきます。その中で自分の研究がどのように日本の未来に貢献できるかを考えてみましょう。

私の場合は、自分の研究分野が人間行動認識であることから、「2040年を展望した社会保障・働き方改革」における医療・福祉サービス改革プランと絡めて日本社会への還元・社会貢献を主張しました。

5. 先生・先輩に添削をお願いする

あなたの書いた資料を指導教官や研究室の先輩等に見てもらい、フィードバックをもらいましょう。特に、大学の先生は科研費の申請などでこの手の書類には慣れているはずですので、書類審査をパスするための”コツ”を沢山知っているはずです。また、大学の先輩にもDC(日本学術振興会特別研究員)に採用されている方がいれば、貴重なアドバイスをもらえる可能性が高いです。

おわりに

大学院博士留学の準備は、孤独なプロセスだと思います。博士課程に進もうと考えている人がそもそも少ない上に、博士留学を検討している人は更に少ないでしょう。また、研究室の他の人たちが企業から内定を貰って順調に進路を決めていくのを横目に、自分ひとりで受かるかどうかもわからない書類の準備をするのはなかなか精神的にも大変なことだと思います。

現在はコロナウイルスの影響で留学できるかさえ不安な状況ですが、お互い頑張りましょう。

最後に、私が実際に提出した資料を見たいという方がもしいらっしゃれば、TwitterからDMを頂ければお見せしますので、気軽にご連絡ください。

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